ダン(旦)スィング！

　初めの投稿で雑味がなく透明感のあるものを好んでいます、と申し上げました。

　そうすると、山田錦や雄町などの酒米を使った純米大吟醸酒や純米吟醸酒と思われた方もいらっしゃるでしょう。

　しかし、今回は同じ純米吟醸でも山廃仕込み。

　5年前に酒屋さんに勧められ、じゃじゃ馬のイメージ（酒蔵さんごめんなさい）の山廃で乗り気ではなかったが騙されたつもりでとの一言でチャレンジすることに。

　それは山梨県笹一酒造さんの旦（だん）、私どもはラベルが赤いのでアカダンと呼んでいます。

　備前雄町で仕込まれた山廃純米吟醸酒。

　香りは吟醸系の強いもので口に含むと何と舌の上でこくが暴れているではないか。

　暴れる、んー舌の上でサタディナイトフィーバーを踊られているような強烈な個性！

　すっかりこのダンスィングの虜になり、友人達に話したところリピーター続出、昨今も嗜んでみたがやはりフィーバーしていた次第です。